子どもの予防接種について
予防接種の受け方~接種を受ける前によくお読みください~
1.予防接種を受ける場所について
場所 | 各医療機関(個別接種) |
持参物 | 母子健康手帳、予診票、保険証等 |
費用 | 定期予防接種は無料です。ただし、対象年齢を過ぎた場合や、任意予防接種については全額自己負担となりますので、ご注意ください。 |
※受ける前に病院に予約をするようにしましょう。
2.予防接種を受ける前に
〇以下のことは必ず確認するようにしましょう。
①お子さんの体調はよいですか。
②接種する予防接種について、必要性、効果及び副反応などを理解していますか。
③予診票の記入はすみましたか。
④母子健康手帳は持ちましたか。
〇こんなときは、接種できません。
①発熱(37.5度以上)しているとき。
②栄養障害・脱水など、体調が著しく悪いとき。
③病気により服薬中、または病気が治ったばかりのとき。
④ワクチンの成分で、ショックを起こしたことがあるとき。
上記に当てはまらない場合でも、医師が接種不適当と判断したときは、接種できません。
また、持病がある、けいれん(ひきつけ)を起こしたことがある、アレルギーがある、家族内に予防接種を受けて体調が悪くなった人がいる等、気にかかることがあれば必ず医師に相談するようにしましょう。
3.定期予防接種の種類
※予防接種のスケジュールは、医療機関と相談して立てましょう。
それぞれ対象者の方には、町指定の予防接種予診票をあかちゃん訪問時や個別郵送で配布いたします。
種類 | 望ましい接種年齢 | 対象年齢 | 回数および期間 |
ロタウイルス |
【1価】2か月~24週未満 【5価】2か月~32週未満 |
【1価】6週~24週未満 【5価】6週~32週未満 |
【1価】2回(27日以上おく) 【5価】3回(それぞれ27日以上おく) |
B型肝炎 | 2か月~9か月未満 | 1歳未満 |
3回(27日以上の間隔を置いて2回。 |
ヒブ |
2か月~9か月未満で接種開始 |
2か月~5歳未満 |
【初回】3回(27~56日の間に接種) 【追加】1回(初回終了から7~13か月) ※望ましい時期で開始した場合 |
肺炎球菌 | 2か月~7か月未満で接種開始 | 2か月~5歳未満 |
【初回】3回(27日以上おく) 【追加】1回(1歳以上、60日以上おく) |
四種混合 (DPT-IPV) |
【初回】2か月~1歳未満 【追加】1歳半~2歳半 |
2か月~7歳半未満 |
【初回】3回(20~56日の間に接種) 【追加】1回(初回終了から1年~1年半後) ※望ましい時期で開始した場合 |
五種混合 |
【初回】2か月~1歳未満 【追加】1歳半~2歳半 |
2か月~7歳半未満 |
【初回】3回(20日以上おく) 【追加】1回(初回終了から6ヶ月以上) ※令和6年度より開始 |
BCG (結核) |
5か月~8か月未満 | 1歳未満 | 1回 |
水痘 | 1~3歳未満 | 1~3歳未満 | 2回(6~12か月後) |
MR混合 |
【第1期】1歳~1歳3か月未満 【第2期】小学校就学前の1年間 |
【第1期】1歳~2歳未満 【第2期】小学校就学前の1年間(年長児) |
【第1期】1回 【第2期】1回 |
日本脳炎 (第1期) |
【初回】3歳~4歳 【追加】4歳~5歳 |
3歳~7歳半未満 |
【初回】2回(6日~28日の間) 【追加】1回(初回終了から1年後) |
日本脳炎 (第2期) |
小学4年生 |
9歳~13歳未満 |
1回 |
二種混合 (DT) |
小学6年生 |
11歳~13歳未満 |
1回 |
子宮頸がん予防 (HPV) |
中学1年生 |
小学6年生~高校1年生の女性 |
2~3回 |
○厚生労働省ホームページ(子宮頸がん予防ワクチンに関する情報)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/
4.任意予防接種の種類
※接種料金の助成がある予防接種です。
※申請は、すべて保健センターです。
予防接種名 | 回数 | 対象者 | 助成内容等 |
[不活化ワクチン] 子どもの インフルエンザ |
1回 | 満1歳~高校3年生(接種日現在) | ・4,000円を上限に助成します。 ・接種(助成)期間は広報等でお知らせします。 |
[生ワクチン] おたふくかぜ |
1回 | 1歳~小学校就学前(年長児)まで | |
[生ワクチン] 成人の風疹 |
抗体価検査、 予防接種 各1回 |
・妊娠を希望または予定している女性 ・妊娠している女性の夫(婚姻関係は問わない) ・妊娠を希望または予定している女性の夫 |
・抗体検査:5,400円を上限に助成 ・風疹ワクチン接種:7,500円を上限に助成 ・麻疹風疹混合ワクチン接種:10,300円を上限に助成 ※石川郡外で接種を受ける場合、事前に保健センターから関係書類を受け取る必要があります。 |
5.予防接種後に気をつけたいこと
〇接種当日の入浴は可能です。
〇接種した後、体調に変化がないか30分ほど医療機関で様子を観察しましょう。
〇接種後、発熱や接種した場所がひどく腫れた場合等は、接種を受けた医療機関にご相談ください。
副反応の大部分は、接種した部位の腫脹(腫れ)や発赤(赤くなる)ですが、3~4日で治ります。
〇接種部位周辺の腫れがひどい場合は、接種部位をさけ、その周囲を冷やしましょう。